じゅうけつきゅうちゅうしょう

住血吸虫症

監修:

原因

住血吸虫症は、寄生虫の一種である住血吸虫に感染することによって引き起こされます。

ヒトへの感染は中間宿主である淡水産の巻貝から放出したセルカリアと呼ばれる幼虫が水中で皮膚から侵入することで感染します。住血吸虫には多くの種類がありますが、住血吸虫症を引き起こすのは、ビルハルツ住血吸虫・マンソン住血吸虫・日本住血吸虫・メコン住血吸虫・インターカラタム住血吸虫の5種のみとされています。

また、いずれのタイプの住血吸虫もヒトに寄生すると体内で産卵し、尿や便と共に排出されます。流行地は中間宿主である淡水産の巻貝の生息域に一致して分布しており、特に開発途上国を中心に流行がみられています。

最終更新日:
2023年08月16日
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2023/08/16
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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