治療
依存症は患者本人に合った治療を続けていくことが大切です。
基本的には、自己の認識の歪みを修正するための認知行動療法などを中心とした精神療法が主体となります。一方で、抑うつ気分などを併発している場合は抗うつ薬、アルコール依存症では抗酒薬などを用いた薬物療法も組み合わせた治療が行われます。
また、依存症は自助グループへの参加、行政相談の活用なども治療の一環となります。さらに依存症の克服には周囲の家族などの支えも必要になるため、家族か、同じ悩みを分かち合い情報共有を行う依存症者家族のための自助グループに参加することも大切です。
医師の方へ
「依存症」を登録すると、新着の情報をお知らせします