症状
先天性膝関節脱臼を発症すると、膝が曲げられずに脚が過剰に伸び、反り返った状態となります。重症度は一般的に3段階に分類され、ごく軽度の脱臼のみのケースもあれば、膝関節を構成する骨が完全にずれて離れているケースもあります。
なお、先天性膝関節脱臼はおよそ3分の1が左右両方の膝に発症すると報告されています。また、先天性股関節脱臼や先天性内反足など生まれつきの足の異常を伴うことが多いとされています。
一般的に、何らかの病気によって引き起こされるケースのほうが、胎生期の体勢の異常によって引き起こされるケースよりも重症度が高いといわれています。
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