リスク
光免疫療法は比較的体への負担が少ないとされていますが、いくつかのリスクや副作用があります。
光線過敏症
薬が体内に残っている間(点滴後約4週間)は、強い光に当たると皮膚の赤みや痛みが現れる場合があります。そのため、治療期間中や退院後は、外出を極力避けるほか、光を浴びる際は長袖の衣服、帽子などで対策を行う必要があります。
局所的な合併症
治療部位の皮膚や粘膜に潰瘍ができたり、壊死が生じたりすることがあります。そのほか、血管に影響が生じることで出血がみられたり、治療部位の腫れや浮腫により飲み込みづらさ(嚥下障害)や呼吸困難がみられたりすることもあります。呼吸困難を生じた場合、状況によっては気管切開が必要になることもあります。
薬の投与に対する反応(infusion reaction)
まれに、薬の投与により発熱や発疹、呼吸困難などの反応が起こることがあります。
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