ひかりめんえきりょうほう

光免疫療法

同義語
アルミノックス治療
監修:

治療の流れ

光免疫療法は入院のうえで行われます。

薬剤の点滴投与

入院のうえ、光への感受性が強い物質を結合させた薬(セツキシマブ サロタロカンナトリウム)を2時間以上かけて点滴で静脈内投与します。カーテンを閉めるなどして、遮光された部屋で行われます。

レーザー光照射

薬を投与してから20~28時間後、薬ががん細胞に十分に結合した状態でレーザー光を照射します。

全身麻酔下で行われるため、治療中の痛みはありませんが、治療後の痛みに対して鎮痛薬が必要になることがあります。がんの場所や深さに応じて、体表から光を当てる方法や、針を刺して光ファイバーを挿入し、体内から光を照射する方法が選択されます。1か所あたりの照射時間は約5分程度で、全体では数時間で終了することが一般的です。

治療効果を見ながら、4週間以上の間隔を空け、必要に応じて最大4回まで治療を繰り返すことが可能です。複数回の治療で治療成績が向上する場合があります。

最終更新日:
2025年08月01日
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2025/08/01
掲載しました。

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