適応
現在、日本で保険診療の対象となっているのは、「切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がん」です。具体的ながんの種類としては、口腔がん(舌がんなど)、咽頭がん、喉頭がん、鼻・副鼻腔がん(上顎がんなど)などが含まれます。
手術や放射線療法、化学療法(薬物療法)が可能な場合は、それらの標準的な治療が優先して行われます。再発がみられ、標準的な治療の効果が不十分と判断される場合に、光免疫療法の実施が検討されます。
以下のような場合は適応外となることがあります。
- がんが頸動脈などに広がっている場合(出血のリスクが高いため)
- 使用する薬剤に対し、アレルギー反応の既往がある場合
- 患者の病状や全身状態により、別の治療法が適していると考えられる場合
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