検査・診断
冠攣縮性狭心症では、心電図検査が行われます。しかし、冠攣縮性狭心症の特徴上、特に夜間就寝中に冠動脈の攣縮が生じることが多く、日中病院受診時には症状がないこともあります。その際には、検査上の異常が指摘できません。
そのため、ホルター心電図、運動負荷試験、過換気負荷試験などの方法も検討されます。そのほか、心臓カテーテル検査によって冠動脈の攣縮を誘発させることもあります。実際臨床では、ニトログリセリンの舌下の効果が発作時にあるかで、ある程度の診断の目安をつけます。発作時に積極的にニトログリセリンを使って確認するとよいでしょう。
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