症状
冷え症はその名のとおり、皮膚の温度が低下する症状のことです。
発症する部位や時期などはさまざまであり、よく見られるのは寒い季節や過度な冷房などに晒された際に手足の先端に発症するタイプです。重症な場合には手足の先端がいわゆる“しもやけ”になったり、皮膚の色が白くなりしびれや痛みを引き起こしたりするケースも少なくありません。一方で、下半身の筋力が低下しているケースでは脚や腰を中心に冷えやすくなり、冷たい飲食物を多量に摂取すると胃や腸などの消化器官が冷えることもあります。
また、冷え症は病気ではなく“体質”の1つと捉えられることもありますが、冷えが長く続くと頭痛、肩こり、腰痛、関節の痛みやしびれ、便秘や下痢などの身体的症状、イライラ感や不眠などの精神的症状を引き起こすため軽く考えずに適切な対処が必要です。
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