しゅうきせいししまひ

周期性四肢麻痺

最終更新日:
2024年04月30日
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2024/04/30
更新しました
2017/04/25
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治療

発作急性期と発作間欠期で治療選択肢が異なります。なお、二次性周期性四肢麻痺の場合には、原因となる病気の治療を併せて行う必要があります。

発作急性期の治療

カリウム値が低い場合には、カリウム製剤を使用して治療を行います。軽症の場合には内服薬を用いますが、重症の場合は点滴で投与する必要があります。カリウム値が高い場合には、経過観察とともにカリウムを体外に排出する目的で利尿薬が用いられることもあります。

発作間欠期の治療

発作を予防するために薬物治療や生活指導が行われます。薬物療法としては、カリウム製剤やアセタゾラミドなどの内服薬が用いられます。

カリウム値が低いために脱力発作が起こる場合には、炭水化物やナトリウムの過剰摂取、飲酒、激しい運動などの発症要因となり得る生活習慣の見直しを行う必要があります。一方、カリウム値が高いために脱力発作が起こる場合には、カリウムを多く含む食品の摂取を控えて、炭水化物食をしっかり取ることがすすめられます。

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