症状
手足の筋肉の脱力発作が起こり、自覚症状としては四肢のこわばりを訴える人もいます。症状は足の筋力低下から始まり、徐々に四肢に広がるのが特徴です。また、四肢の麻痺は左右対称に現れ、数時間で治ることもあれば数日続くこともあります。場合によっては、顔面や舌、まれに呼吸に関する筋肉に麻痺が現れることもあります。
発作は深夜から早朝にかけて生じやすいほか、激しい運動やカリウム・ナトリウムなどの過剰摂取、飲酒なども誘因因子になるため注意が必要です。
Andersen-Tawil症候群の場合は手足の脱力やこわばりに加え、不整脈や特徴的な体つき(低身長、耳の位置が低い、鼻の幅が広い、小顎症など)が現れます。
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