症状
咬耗は前歯部では切縁(前歯の先端のこと)から、臼歯部では咬合面から始まり、長期にわたり少しずつ進むことが多いため自覚症状がないことが多いです。
咬耗がエナメル質から象牙質に達すると冷水痛など知覚過敏を生じる場合があります。咬耗された歯質は滑沢(なめらかでつやがあること)な性状となりますが象牙質が露出した部分には色素が沈着したり虫歯を合併したりすることにより褐色に変色することがあります。
重度に咬耗が進むと歯が破折したり、歯毎の咬合力負担の増大により歯槽骨(歯を支える顎骨)の水平的な吸収(歯槽骨が歯の根に水平に溶けること)が起きたりすることがあります。
また、咬合高径(歯と歯が噛み合ったときの上下の顎の距離)が低くなり、補綴物(義歯やかぶせ物)が入るスペースが確保できなくなったり、審美的にいわゆる老人様の顔貌になったりします。咀嚼筋の筋痛や顎関節痛が起こることや、咬耗により鋭利になった歯牙で口腔粘膜を損傷することがあります。
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