がいしょうせいはくないしょう

外傷性白内障

監修:

治療

初期の白内障には目薬を使用して進行を遅らせることが可能なケースもありますが、治療としては、濁った水晶体を摘出して目の中に人工のレンズを挿入する白内障手術が行われます。手術の時期は症状の程度によって異なりますが、自覚症状が現れてから行うのが一般的です。しかし、白内障がほかの病気の原因となったり、ほかの病気の治療を妨げていたりする場合などには、速やかに手術を行う必要があります。

また、外傷性白内障では水晶体周囲の部位にダメージが及んでいることがあり、手術の際に人工のレンズを通常のように挿入することができない場合は固定方法を変更する必要があります。

なお、鋭利な物が刺さったり異物が入ったりしたことによる外傷性白内障の場合は、水晶体のさらに奥にまでダメージが加わる場合や感染症のリスクもあるため、緊急で手術が必要になることもあります。

最終更新日:
2025年03月26日
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2025/03/26
更新しました
2017/04/25
掲載しました。

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