症状
外傷の症状は、骨やじん帯などの硬い組織におよぶと、骨折やじん帯断裂などが生じます。一方、筋肉や内臓に外傷がおよぶと組織の損傷や内出血が生じます。肝臓などの内臓に強い外傷が生じると、外からは見えませんが大量の出血がお腹の中に生じることがあり(腹腔内出血)、危険なショック状態になります。
また、切創で血管が破れて皮膚の外に出てくれば外出血となります。いずれも、強い痛みと腫れが生じてきます。
そのほか、頭部に強い外傷がおよんだ場合は外傷の程度にもよりますが、意識障害や呼吸抑制が生じることがあり、命にかかわることもあります。
医師向けの専門的な情報をMedical Note Expertでより詳しく調べることができます。