検査・診断
内診による診察が行われます。外陰部の診察だけでも、赤みの程度や水疱や潰瘍の有無、出血の有無、など多くのことがわかります。そのうえで、外陰部の炎症が起きている部分から検体を採取し、細菌検査やウイルス同定検査などを行います。ほとんどの場合、表面を綿棒のようなもので擦ることで検査が可能です。
腟炎を合併していると疑われた場合には、同様にしておりものを検査することがあります。また、悪性疾患(外陰がんなど)を除外するために、細胞診検査を行うこともあります。細胞診は、皮膚表面から採取した細胞を顕微鏡で観察することでがん細胞が存在しないかを判断する検査です。
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