症状
大動脈弁輪拡張症は、初期段階ではほとんど症状が現れないことが特徴です。多くの患者は、病気が進行するまで自覚症状がないまま過ごすことがあります。しかし、病状が進行すると、大動脈弁閉鎖不全症を引き起こす可能性があります。
大動脈弁閉鎖不全症は、大動脈弁が正常に閉じなくなることで、心臓から大動脈に送り出された血液の一部が心臓に逆流します。この逆流が続くと、心臓に過度の負担がかかり、徐々に心臓のポンプ機能が低下していきます。その結果、息切れ、疲れやすさ、動悸、胸の痛みなど心不全の症状が現れ始めます。
この記事は参考になりましたか?
この記事や、メディカルノートのサイトについてご意見があればお書きください。今後の記事作りの参考にさせていただきます。
なお、こちらで頂いたご意見への返信はおこなっておりません。医療相談をご要望の方はこちらからどうぞ。
「大動脈弁輪拡張症」を登録すると、新着の情報をお知らせします