検査・診断
好酸球性肺炎が疑われた場合、胸部X線・CT検査や血液検査に加え、気管支鏡という細いカメラ(内視鏡)を使った検査で、肺に好酸球が増えていることを確認します。急性好酸球性肺炎では、血液中の酸素量(PaO2やSpO2など)を調べる検査が行われることもあります。また、抗菌薬が効かないことも好酸球性肺炎を疑う手がかりの1つとなります。
画像検査
胸部X線検査やCT検査では肺の部分に、すりガラスのような陰影や、はっきりと白くみえる陰影(浸潤影)が映ります。急性好酸球性肺炎では、胸に水がたまった状態(胸水)がみられることもあります。
血液検査
血液検査では、好酸球の増加を確認します。ただし急性好酸球性肺炎では、発症したばかりの時期には血液中の好酸球が増えておらず、発症後1週間程度で増えてくることがあります。
気管支鏡検査
好酸球性肺炎を診断するために重要となる検査が、気管支鏡検査です。気管支鏡検査では、気管支鏡を使って肺の中を生理食塩水で洗って洗浄液を回収したり(気管支肺胞洗浄)、肺の組織の一部を採取したりします。好酸球性肺炎は、この洗浄液の中で好酸球が一定の割合以上に増えていることや、採取した組織を調べて好酸球が増えていることが診断の目安となります。
これらの検査や症状によって好酸球性肺炎と診断された後は、2次性好酸球性肺炎と特発性好酸球性肺炎を鑑別するために追加検査が行われる場合があります。たとえば、寄生虫抗体検査やアレルギーの検査などが行われたり、服用中の薬について確認されたりします。
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