原因
好酸球性肺炎は、アレルギー反応に関わる好酸球が肺に集まり、炎症を起こすことで生じます。はっきりした原因が見つかる場合と、原因を特定できない場合があります。
2次性好酸球性肺炎の主な原因
主な原因として真菌や寄生虫、一部の薬などが挙げられます。なお、これらのほかに、好酸球が関わる全身の病気(好酸球性多発血管炎性肉芽腫症など)の合併症として、好酸球性肺炎が起こることもあります。
真菌
真菌を吸い込むことで体が過剰なアレルギー反応を起こす病気(アレルギー性気管支肺真菌症)に伴って、好酸球性肺炎が起こることがあります。
寄生虫
線虫や回虫といった寄生虫への感染によってもアレルギー反応が起こり、好酸球性肺炎となることがあります。
さまざまな薬やサプリメントなど
さまざまな薬やサプリメント、健康食品も原因となる可能性があります。薬の例としては、ロキソプロフェンナトリウム水和物などの非ステロイド性抗炎症薬やアセトアミノフェン(非ピリン系鎮痛薬)、ミノサイクリン塩酸塩やレボフロキサシン水和物といった抗菌薬などが報告されています。薬によって生じる好酸球性肺炎は、薬剤性好酸球性肺炎と呼ばれることもあります。
特発性好酸球性肺炎の発症のきっかけ
特発性好酸球性肺炎の原因は明らかになっていませんが、喫煙やアレルギー素因などが発症のきっかけと考えられています。
喫煙の関与
急性好酸球性肺炎では、喫煙(加熱式たばこを含む)との関わりが指摘されています。詳しい発症の仕組みは明らかになっていませんが、喫煙によって好酸球が活性化すると考えられています。
アレルギー素因の関与
慢性好酸球性肺炎患者の約半数が気管支喘息も発症しており、アレルギー素因が関係していると考えられています。
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