治療
抗生物質や抗アレルギー薬、点鼻薬などの薬剤を用いて治療します。また、鼻水を吸い取ることで鼻の通りをよくしたり、ネブライザーを用いて直接的に薬を鼻の粘膜に届けたりすることもなされます。副鼻腔炎が慢性化した際には、マクロライド系の抗生物質を長めに内服することもあります。
小児副鼻腔炎は、風邪によって引き起こされる側面があるため、手洗いやうがいなどの風邪対策を講じることも大切です。アレルギーの関与が疑われる場合には、環境の整備も必要です。肥大したアデノイドの存在が症状増悪に関与している場合には、手術的な切除も考慮します。
また、鼻すすりが症状を増悪させることもあるため、鼻すすりを控えるようにすることも重要です。
医師の方へ
「小児副鼻腔炎」を登録すると、新着の情報をお知らせします