原因
小児の副鼻腔は成人と比べて発達は十分ではありませんが、一部、鼻と物理的な交通性を有する部分もあります。そのため、風邪のウイルスなどが鼻を介して副鼻腔に入り込むことがあり、副鼻腔炎の発症に至ります。
また、アレルギーと関連して引き起こされることがあるため、ダニや花粉などのアレルゲンが原因というケースもあります。そのほかにも、ピーナッツなどの異物が鼻の穴に入ってしまったり、鼻への外傷が原因となることもあります。
さらに、アデノイド(咽頭扁桃肥大)の存在、生まれつきの口蓋裂や逆流性食道炎の存在、二次喫煙による煙による影響、などと関連して引き起こされることがあります。
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