治療
尿路感染症の治療は、抗菌薬による薬物治療が中心になります。基本的には飲み薬で治療しますが、腎盂腎炎では入院のうえ点滴での治療が必要になることもあります。
治療期間は人によっても異なりますが、膀胱炎であれば3日程度、腎盂腎炎では1週間~2週間程度かかることが多いです。抗菌薬を投与し始めて早い段階で症状の改善がみられても、体内の細菌をしっかりと殺すために一定期間投与し続ける必要があります。
また、治療中は尿路に住み着いた細菌をしっかりと排出する必要があるため、水分を取って尿をたくさん出すことも必要になります。
残尿が多く、尿を素早く体外に排出する必要がある場合は、カテーテルを膀胱内に留置し尿の排出を促すドレナージとよばれる方法がとられることもあります。
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