検査・診断
巨大リンパ管奇形の診断は、超音波検査・CT・MRIといった画像検査が主体になります。これら画像検査は、巨大リンパ管奇形を診断すると同時に、その他の腫瘤性病変を除外することを目的とします。
またMRIでは周囲の血管、神経、気管、食道などの周辺構造物との位置関係を詳細に把握することが可能であり、その後の治療方針の決定にも大きく寄与することになります。
また画像検査以外に、嚢胞の中身がリンパ液であることを確認するために、リンパ管奇形に針を刺し内容物を採取する検査が行われることもあります。その他に、リンパ管シンチグラフィや内視鏡検査、透視検査といった検査も必要に応じて行われることがあります。
巨大リンパ管奇形の治療方法として手術が選択されることがあります。手術では病変部位を摘出することになり、摘出した組織を用いて病理学的な検査を行うこともされます。
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