じょうせんしょくたいゆうせいたはつせいのうほうじん

常染色体優性多発性嚢胞腎

別名
多発性嚢胞腎
最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

バソプレッシンV2受容体拮抗薬であるトルバプタンが、腎嚢胞の増大や腎機能の低下を抑えることが報告されました。この動きを受けて2014年、本邦ではトルバプタンが多発性嚢胞腎の治療薬として承認されました。この薬は、肝障害や脱水などの副作用もあるため注意が必要です。現在は、資格を持った医師のみが処方できる薬剤となっています。

それ以外の治療としては、血圧の管理も重要です。多発性嚢胞腎では高血圧症を起こしている方も多いため、血圧をコントロールすることは腎機能低下の進行抑制や脳動脈瘤破裂の予防にもつながります。

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