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こうけつあつしょう

高血圧症

最終更新日
2018年09月11日
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2018/09/11
掲載しました。

概要

高血圧症とは、年齢や合併症によって基準は異なりますが、一般的には診察室で計測した収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上の状態を指します。

高血圧が持続することで動脈硬化が進行し、脳卒中心筋梗塞が引き起こされるため注意が必要です。

高血圧症を発症した場合、適度な運動や塩分を控えた食事などを心掛けます。こうした生活スタイルの是正により改善がみられない場合には、降圧剤を用いた血圧の管理も行います。

原因

高血圧症は、大きく本態性高血圧と二次性高血圧に分けることができます。

本態性高血圧

多くの方が罹患し一般的にいわれる高血圧症は、本態性高血圧を指します。発症には生活習慣が密接に関わっており、塩分の取り過ぎや肥満、運動不足、ストレス、疲れなどが原因となります。

また、加齢や遺伝的な要因も高血圧症の発症に関わっていると考えられています。

二次性高血圧

高血圧を引き起こす、器質的な原因を特定できるものを指します。血圧の調整には、腎臓の血流量やホルモンバランスなどが重要な役割を果たしています。

そのため、腎臓の血管の異常や、褐色細胞腫や末端肥大症、クッシング症候群などによるホルモン異常を原因として高血圧が生じることもあります。

その他に、睡眠時無呼吸症候群に続発する高血圧や薬剤性、遺伝性の高血圧も知られています。

症状

多くの場合症状はありません。血圧が高いことで頭痛めまい、鼻血などの症状がみられることもあります。

高血圧では、合併症に注意することが大切です。高血圧によって全身の血管が障害されると、脳卒中心筋梗塞といった重篤な病気の発症につながり、最悪の場合死に至ります。

また、高血圧が持続すると心臓や腎臓の機能が徐々に低下します。心不全腎不全に至ると、呼吸困難や全身のむくみ、不整脈貧血、骨の異常などを生じます。

検査・診断

高血圧症では、血圧を継続して測定することが大切です。血圧は時間とともに変動するため、診察室や家庭など、さまざまな環境で血圧を測定することが求められます。

家庭血圧がより重要であるとされていますが、診察室で測定した血圧が140/90mmHg以上、家庭で測定した血圧が135/85mmHg以上である場合に高血圧となります。

なお、年齢や糖尿病などの合併症により目標血圧は異なります。

二次性の高血圧が疑われる際には、超音波検査やCT検査、MRI検査、血液検査、尿検査なども検討されます。

治療

高血圧症は多くの場合、日常生活の乱れが原因となるため、生活スタイルの是正をすることが大切です。適度な運動や塩分を控えた食事、禁煙、適正体重の維持などを心掛けます。

こうした生活スタイルの調整を行っても血圧が改善しない場合には、降圧剤を用いた血圧の管理が行われます。降圧剤には、アンギオテンシン変換酵素阻害剤やアンギオテンシン受容体拮抗薬、カルシウム拮抗薬、利尿剤などがあります。

高血圧症は無性状で経過することが多いために放置されがちですが、合併症を予防するためにも早期から意識し、治療を行うことが重要です。

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