しかんしゅっけつ

弛緩出血

最終更新日:
2023年08月22日
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2023/08/22
更新しました
2017/04/25
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症状

弛緩出血は赤ちゃんが生まれ、胎盤が体の外に出た後に生じます。まず子宮から出血が生じ、子宮を触ると軟らかく、正常に収縮していないことが伺えます。通常、医療従事者による子宮底マッサージにより子宮は収縮しますが、弛緩出血をきたしていると収縮は一時的で、しばらくすると再び軟らかくなります。子宮内に血や血の塊がたまり、子宮底を押すとそれらが噴出する状態になります。

出血が多量になると出血性ショックを引き起こし、命に関わることもあります。具体的には出血量が1,000mLを超えると問題になることが多く、1,500mL以上で“播種性血管内凝固症候群DIC)”を合併してより出血しやすくなり、2,000mL以上で出血性ショックを引き起こしやすくなると考えられています。

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