予防
後縦靱帯骨化症は明確な発症メカニズムが解明されていないため、確立した予防法はないのが現状です。しかし、遺伝的な要因のほかに糖尿病や肥満症などの病気、背骨への過度な負担などが発症に関与していると考えられていることから、生活習慣病の予防や正しい姿勢の維持などが後縦靱帯骨化症の予防につながる可能性があります。
また、症状がない場合でも成人の約3%に後縦靱帯の骨化がみられるとの報告もあるため、気になる症状があるときは早めに医療機関を受診して適切な対処や治療を受けることが大切です。
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