症状
微小血管狭心症を発症すると、運動時や明け方などに胸の痛みや息苦しさなどが数分~十数分続く“胸痛発作”がみられるようになります。しかし、一般的な狭心症とは異なり、微小血管狭心症では強い胸痛は現れにくく、みぞおち周囲の鈍い痛みが起こりやすいとされています。また、痛みは左肩、首、顎、歯、背中などに放散するのも特徴であり、そのほかにも動悸や吐き気、めまいなどの症状を伴うこともあります。
なお、これらの症状は心臓に必要な血流が増加する運動時や血管収縮が起こりやすい明け方などの安静時だけでなく、喫煙、精神的なストレス、寒さなどがきっかけとなって生じることがあります。
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