検査・診断
心房粗動が疑われるときは以下のような検査が行われます。
心電図検査
心臓の電気の流れを波形状に記録する検査のことです。心房粗動では、頻拍を認め、“F波”と呼ばれる特殊な波形が検出されます。
また、心房粗動は心臓の病気によって引き起こされることもあるため、心電図検査で心臓の病気の有無をスクリーニング*することもあります。
*スクリーニング:無症状の患者がかかっている可能性のある病気を突き止めること
心臓超音波検査
心房粗動の原因となる心臓の病気の有無、長期間の心房粗動による心機能への影響などを調べるために心臓超音波検査を行うことがあります。
血液検査
心房粗動の原因となり得る甲状腺機能亢進症などの有無を調べるために血液検査を行うことがあります。また、心不全の程度を示す“BNP”の測定などを行って心臓の状態を評価することもできます。
医師の方へ
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