検査・診断
心身症に定義される病気が疑われる場合、症状に応じた検査が行われます。器質的な変化(体の組織や内臓などが壊れたり、色や形が変わってしまったりする状態)がある場合は、内視鏡検査やX線検査、CT検査、MRI検査、血液検査などで分かることがあります。
心身症の中には、明らかな器質的変化が認められなくても、臓器運動の異常が現れたり、感覚の異常が現れたりする機能的変化が認められる場合があります。
いずれにしても心身症と診断するためには、心理社会的ストレスに密接に対応して身体症状が軽快・増悪するという心身相関の病態を確認できることが診断上必要となります。病名を記載する際は、緊張型頭痛であれば“緊張型頭痛(心身症)”と表記します。
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