きゅうせいじんうじんえん

急性腎盂腎炎

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

急性腎盂腎炎は、症状を問診するとともに、腰背部の叩打痛を確かめることによって診断をおこないます。そのほかにも、血液検査で炎症反応の上昇や腎機能の増悪を確認したり、尿検査で尿中の細菌や白血球などを確認し、尿路感染の有無を判断したりします。尿や血液を培地で培養することで、原因となっている菌を特定することができますが、これには通常1〜2週間程度を要します。

検査としてはこれだけでは不十分で、エコーやレントゲン、CTなどの画像検査が必要となります。エコーでは膀胱拡張の有無や、腎臓の腫れ(水腎症)の有無を確認することが可能です。レントゲンではカルシウム結石などを検査します。CT検査はもっとも有用で、水腎症の程度や腎臓の炎症所見に加え、レントゲンに映らない結石やその部位、さらに結石以外の原因がある場合でも正確に診断することができます。

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