きゅうせいようつうしょう

急性腰痛症

俗称/その他
ぎっくり腰
最終更新日:
2021年01月28日
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2021/01/28
更新しました
2017/04/25
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治療

急性腰痛症は安静にしていると数日から数週間で自然に治ることもあります。

治療としては、薬物療法、神経ブロック療法、装具療法などがあります。腰痛の背景に骨折や腫瘍、感染症など特別な病気が関わっている場合には、それぞれに対応した治療を行うことが重要となります。

薬物療法

腰の痛みや炎症に対しては通常、非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)が処方されます。痛みによる筋肉の緊張や精神的な緊張を和らげる目的で筋弛緩薬(きんしかんやく)や抗不安薬を使用することもあります。

神経症状がある場合は、神経障害性疼痛薬(とうつうやく)を用いることが多いです。

また、心因性の腰痛が疑われる場合は、抗うつ剤などの薬剤が用いられることもあります。

神経ブロック療法

脊髄(せきずい)(背骨の中を通る神経の束)を囲む硬膜という膜と骨の間の空間に局所麻酔薬を注射し、一部の神経を遮断(ブロック)することで痛みを軽減する方法です。

痛みを感じる神経のブロックと、運動神経や交感神経の遮断で筋肉が緩み血行がよくなる効果によって腰痛が緩和されることが期待できます。

装具療法

コルセットなどを用いて痛みの出ている部分を安静に保つことで、痛みの軽減や早期の回復を目指す方法です。

急性腰痛では、安静を続けるよりも無理のない範囲で日常生活を維持したほうが早く回復するという報告もあり、どの程度運動を制限すべきかについては医師との相談が必要となります。

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急性腰痛症を得意な領域としている医師

  • おおさかグローバル整形外科病院 脊椎外科部長

    • 腰椎椎間板ヘルニア
      • 内視鏡下ヘルニア摘出術
    • 腰部脊柱管狭窄症
      • 低侵襲後方腰椎椎体間固定術(TLIF)
      • 側方経路腰椎椎体間固定術(LIF,OLIF)
    • 腰椎すべり症
      • 低侵襲後方腰椎椎体間固定術(TLIF)
      • 側方経路腰椎椎体間固定術(LIF,OLIF)
    • 頚椎椎間板ヘルニア
      • 頚椎前方除圧固定術
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