検査・診断
水疱や潰瘍が性器の周囲にみられるとき、性器ヘルペスを疑います。単純ヘルペスウイルスではオーラルセックスによって口腔粘膜に病変があらわれることもあるため、口腔内にも病変がないか確認します。
性器ヘルペスの検査では、単純ヘルペスウイルスの存在を証明することが重要であるため、病変部から検体を採取します。単純ヘルペスウイルスが新生児に感染した場合、ヘルペス脳炎の発症など重症化することもあるため、必要に応じて、以下の検査を行います。
- 髄液や血液を用いた抗体測定
- PCR法による単純ヘルペスウイルスの遺伝子同定
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