症状
潜伏期間
初感染の性器ヘルペスの場合、単純ヘルペスウイルスに感染してから2~10日間ほどの潜伏期間を経て症状が現れます。
おもな症状
女性の性器ヘルペスは、おもに以下の症状が現れます。
- 外陰部、腟、肛門、太もものびらん
- 強い痛み(疼痛感)
- かゆみをともなう皮膚粘膜症状
女性が単純ヘルペスウイルスに感染・発症すると、外性器などの局所(両側の大・小陰唇、腟やその周辺)に多数の水疱やびらんが起こるほか、発熱や、足の付け根のリンパ節が腫れる場合があります。
合併症
ほかにも、排尿時に痛みが生じたりする膀胱炎症状や、排尿障害に注意が必要です。また、性器ヘルペスが髄膜炎を発症するきっかけになることもあります。
再発したときの症状
何らかのきっかけで再発したときには、初発時と同様の場所や、おしり、太ももなどに水疱やびらんなどを形成します。一般的に、初発時の性器ヘルペスの症状は強く、再発時は弱くなることが多いといわれています。
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