検査・診断
成人T細胞白血病が疑われるときは、以下のような検査が行われます。
血液検査
HTLV-1への感染を確認するには血液検査で抗HTLV-1抗体の有無を調べる必要があります。また、血液検査で貧血の有無、肝機能や電解質異常など全身の状態を評価するためにも血液検査が必要です。
末梢血液像検査
成人T細胞白血病を発症すると、血液中に“フラワーセル”と呼ばれる特殊な細胞が現れるようになります。
骨髄検査
血液を作る骨髄の中に異常な細胞が含まれているか否かを調べるために骨髄を採取して顕微鏡で詳しく観察する検査が行われます。この検査では成人T細胞白血病以外のタイプの白血病との鑑別に有用です。
画像検査
リンパ節や肝臓、脾臓などの腫れの程度や範囲を調べるためにCT、MRI、PETなどを用いた画像検査が行われます。
医師の方へ
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