症状
成人T細胞白血病を発症すると、異常なT細胞が増殖するためリンパ節、肝臓、脾臓などの臓器が腫れるようになります。また、赤い発疹ができたり、皮膚の下にしこりができたりするなど皮膚症状がみられるのもこの病気の特徴です。そのほか、下痢や腹痛などの消化器症状が生じることも少なくありません。
また、この病気では免疫力の低下により感染症にかかりやすくなり、重篤な肺炎などを発症して死に至るリスクが高くなります。病気が悪化すると血液中のカルシウム濃度が高値となり、頭痛、倦怠感、便秘などの症状を引き起こし、意識障害が現れることがあります。
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