治療
排便障害の原因となっている病気があれば、その病気に対しての治療介入を検討します。たとえば、直腸がんであれば手術や化学療法、放射線療法が選択されます。また、痔核においても手術が行われることがあります。
そのほかにも、状況や原因に応じて生活習慣の是正や運動を取り入れることもあります。食物繊維が豊富な食事を心がけることで排便が整えられたり、適度な運動を行うことで排便を促したりすることもあります。
また、刺激の強い食事を避ける、肛門をしめる筋肉を鍛える、便意を感じたらすぐにトイレに行く、なども状況によっては効果的です。
必要に応じて便性を整えるための内服薬を使用したり、便が漏れないようにするための手術療法が行われたりすることもあります。
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