症状
「けいれん」という言葉からは、たとえば熱性けいれんのときに見られるような全身性のぴくぴくした症状を想起しますが、新生児けいれんにおいては実際こうした明らかなけいれん症状をみることは必ずしも多くはありません。むしろ、一般的にはけいれんとは思えないような極小さな動作が実は発作の症状となっていることもあるため、注意が必要です。
具体的に新生児けいれんの発作時に見られる症状としては、ミルクを飲むときのようなモゴモゴとした口の運動、自転車のペダルをこぐような足の運動、一点を凝視するような様相などがあります。ただし、こうした症状は健康な新生児でもみることがあります。
また見た目には全くけいれんが起きていることが明らかなではなく、心拍数が早くなる遅くなる、呼吸が止まるなど自律神経に関連した症状を呈するだけのこともあります。
医師の方へ
「新生児けいれん」を登録すると、新着の情報をお知らせします