検査・診断
生理的黄疸と病的黄疸の見極めのために、出生後の入院期間から赤ちゃんに対する経皮的ビリルビン濃度測定法を用い、スクリーニング検査が行われます。
経皮的ビリルビン濃度測定法とは、専用の検査機器を使い、皮膚の上から血中総ビリルビン濃度を測定する方法です。
スクリーニング検査で陽性となった場合や、病的黄疸が疑われる症状・所見がある場合などには、血液検査によりビリルビン濃度を測定します。
病的黄疸を来す新生児高ビリルビン血症の背後には、感染症や甲状腺機能低下症など、何らかの原因となる病気が潜んでいることがあります。そのため、ビリルビンが増加している原因を探索する目的で、赤ちゃんに対する診察やお母さんに対する問診が行われます。
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