にほんこうはんねつ

日本紅斑熱

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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治療

治療は抗生物質により行い、第一選択としてはテトラサイクリン、その他ニューキノロン系と呼ばれる抗生物質が使用されます。日本紅斑熱を引き起こすRickettsia japonicaに対しては、一般診療上使用されることが多い「ペニシリン系」や「セフェム系」といった抗生物質が効果を示しません。したがって、日本紅斑熱を疑い、意識的に効果のある薬剤を使用する必要があります。なお、臨床症状からツツガムシ病と鑑別することは難しいこともありますが、ツツガムシ病に対してもテトラサイクリンは有効です。

日本紅斑熱については、マダニに刺されないように予防策を講じることも重要です。行楽シーズンや野外での活動中にマダニに刺される機会が増えます。そのため、自身が赴く地域におけるマダニの生息場所を事前に確認することが大切です。手足の皮膚を覆う服を着用し、マダニに触れる機会を減らすことが大切です。また、野外活動の後には、しっかりと体を洗うことや服に付着したマダニを排除することも重要です。

さらに、マダニに対する虫除け剤として、ディートとイカリジンと呼ばれる成分が入ったものが市販されています。これらの虫除け剤を使用することも重要です。
マダニに関連した病気に対する一般認知度が高まっており、国立感染症研究所からもこれらの重要性が強調されています。

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