原因
日本紅斑熱の原因は、リケッチア・ジャポニカを保有するマダニ類に咬まれることによって発症します。ヒトからヒトへ感染することはありません。この原因菌を保有するマダニ類は千葉より西側の太平洋沿いを中心に確認されていますが、近年では青森県や新潟県にも拡大しているといわれています。特に4月から10月にかけてマダニの活動が活発になる時期に多く見られます。
リケッチア・ジャポニカはダニからダニへと卵を通じて感染し、広がることが分かっています。ただし、リケッチア・ジャポニカを保有していないマダニ類も存在するため、マダニに咬まれたら必ず日本紅斑熱にかかるというものではありません。
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