検査・診断
病原体に対する抗体(IgG抗体、IgM抗体)を血液検査で検出します。また病原菌であるRickettsia japonica由来の遺伝子を検出することを目的として、PCR法と呼ばれる検査方法が用いられることもあります。日本紅斑熱は、検査可能な施設は限られています。臨床的に日本紅斑熱を疑う患者を診た場合には、地方衛生研究所や国立感染症研究所等で検査が可能です。
病状が進行すると播種性血管内凝固(DIC)を発症することから、血液検査にて各種臓器のマーカー(たとえば、腎臓であればクレアチニン、肝臓であればASTやALTなど)、血液の固まりやすさをみる検査(APTTやPTなど)などが併用されることもあります。
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