じょうちゅうしょう

条虫症

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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症状

条虫症は多くの場合は無症状で経過し、特に大きな症状はみられないことが多いです。成虫が肛門から排泄されることがあり、肛門周囲の不快感を自覚することがあります。そのほか、下痢や腹痛、吐き気、食欲不振などの消化器症状や体重減少がみられる場合もあります。

また、条虫症のなかには、赤血球が正常に成長するのに必要な栄養素を奪い取るタイプのものもあり、貧血が生じることもあります。貧血を生じることから、動悸や息切れ、軽い運動による疲れやすさ、顔色不良などの症状が出ることもあります。

嚢虫症を発症すると、より深刻な健康被害が生じます。脳に幼虫が入り込むことから、けいれんや麻痺(まひ)などの神経系の症状がみられることがあります。幼虫は皮下や筋肉にも潜り込むことがあり、皮膚に生じたデキモノとして認識されることもあります。

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