検査・診断
横隔膜麻痺は、胸部レントゲン写真をきっかけに疑われることがあります。レントゲン写真上、息を吸ったり吐いたりすることで横隔膜の位置が変化するのが正常ですが、麻痺を起こした横隔膜ではこうした位置の変化が生じなくなります。
横隔膜麻痺では、原因となる病気を検索するための検査を行うことも大切です。なかでもがんなどの有無を確認することは大切です。たとえば、肺がんが疑われる際には、胸部を含めたCT検査、気管支鏡検査、疑わしい病変部位から組織を採取して顕微鏡で検査をする病理検査などが行われます。実際にどのような検査を行うかは、病歴や身体所見、随伴する症状などから選択します。
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