検査・診断
橈骨遠位端骨折の診断は、主に症状と画像検査に基づいて行われます。転倒後の手首の変形、痛みの部位や強さ、腫れなどから骨折の可能性が高いことは外見からも推測できることが多いですが、正確な診断のためには病院での画像検査が必要です。
病院では、まずX線検査が実施されます。これはもっとも一般的な検査方法で、骨折の有無や骨の転位を明確に観察できます。しかし、複雑な骨折や関節内骨折の場合、X線検査だけでは不十分なこともあります。そのような場合、CT検査が追加で行われ、微細な骨折や関節面の状態を調べます。
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