きのうせいにょうしっきん

機能性尿失禁

監修:

原因

機能性尿失禁は、運動機能や認知機能の低下により、尿意の発生に合わせてトイレに行って排尿するという一連の排尿行動ができなくなることで尿失禁してしまう病気です。

具体的には、脳梗塞後遺症による麻痺によってトイレまで歩くことができない、衣類を脱ぐのに時間がかかってしまう、認知症のためトイレを認識できなくなる、などが原因として挙げられます。

このように、機能性尿失禁は“排尿行動”に支障をきたす身体的な症状によって引き起こされるものです。そのため、排尿機能自体に異常はありませんが、高齢者では排尿機能の異常と機能性尿失禁が合併して生じることも少なくないとされています。

最終更新日:
2020年07月13日
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2020/07/13
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