原因
猩紅熱は、A群溶血性レンサ球菌に感染することにより発症する病気です。感染経路には、感染者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる細菌を吸い込むことによる飛沫感染と、細菌が付着した物に触れることによる接触感染があります。この細菌は日頃から人の鼻や喉などの粘膜、皮膚などにみられますが、どのようなメカニズムで猩紅熱を引き起こすかは明らかになっていません。A群溶血性レンサ球菌は症状が出始める初期に感染力が強く、そのため家庭や学校などで感染が拡大しやすい傾向があります。
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