しょうこうねつ

猩紅熱

最終更新日:
2017年04月25日
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2017/04/25
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検査・診断

猩紅熱は、特徴的な症状(発熱、喉の痛み、全身に広がる皮膚症状、いちご舌など)をもとにして疑われます。

迅速キットの使用

多くの診療所・病院においては、A群溶血性連鎖球菌の存在を確認するための迅速キットが使用されています。この検査では、咽頭の拭い液を検体として用い、10分前後の時間で検査結果が判明します。

培養検査

そのほか、A群溶血性連鎖球菌を確認するために培養検査が行われることもあります。培養検査は結果が判明するまでに数日を要しますが、迅速キットよりも感度が高いともいわれており、実施することがあります。

血液検査

また、A群溶血性連鎖球菌に感染していても症状が現れていない保菌者がいることも知られています。こうした患者さんと区別するために、血液検査によって急性期の免疫反応が生じていることを確認することもあります。具体的には、ASO、ASK、ADNaseBなどと呼ばれるA群溶血性連鎖球菌に対する抗体検査が含まれます。

合併症確認のための検査

合併症としてリウマチ熱や急性糸球体腎炎などを生じることもあります。合併症の確認のために心エコー検査や尿検査などが追加されることもあります。

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