けいしゅく

痙縮

最終更新日:
2024年08月28日
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2024/08/28
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症状

筋肉の過度な緊張によって、手足が動かしにくい・勝手に動く、首や背中が反るといった症状がみられます。これらの主症状に加えて、副次的に痛みや睡眠障害などが生じたりすることもあります。

症状の程度や現れ方には大きな個人差がありますが、具体的な症状は以下のとおりです。

上肢(手、腕、肩)

  • 手指が握ったままとなり、開こうとしても開きにくい
  • 手首が内側に曲がる
  • 肩や肘が曲がったまま伸ばせなくなる
  • (わき)が開かず、手が上がりにくい

下肢(足、脚)

  • 膝が伸びにくい
  • 内ももがつっぱる
  • ふくらはぎがつっぱる
  • 足指が足の裏のほうに曲がる
  • 股関節(こかんせつ)が内側を向く
  • 立ったとき、かかとが床につかない

体幹・そのほか(首、胴体)

  • 首が曲がったり傾いたりして元に戻りにくい
  • 背中がそり返る

痙縮の日常生活への影響

痙縮は日常生活動作にさまざまな影響を及ぼし、生活の質の低下を招くことがあります。以下はその具体例です。

  • 足がつっぱって歩きにくい
  • 手首や肘が曲がって着替えづらい
  • 肘が曲がったままのため、人や物によくぶつかる
  • 手指が曲がって物をつかみにくい
  • 手足の指が曲がって爪が切りにくい
  • 反り腰になり、うまく座れない
  • 股関節が内側を向いてしまい、膝が伸びないために介助者のオムツ交換がしにくい

など

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