症状
症状は突出の程度や原因によって大きく異なります。
眼球が前方に突出することで、白目の露出部が増え、一見すると目が大きくなったように感じられます。しかし、眼球自体のサイズは変わりません。
軽度な突出であれば、特に症状はなく顔の個性として放置されることも少なくありません。しかし、突出が進行すると、眼球の高度な露出によるドライアイや充血、目の痛みなどが生じます。まぶたを閉じることができなくなると、角膜に傷ができやすくなり、そこから細菌感染を併発して眼内炎を引き起こすことがあります。この場合、頭蓋内にまで感染が広がることもあります。
目を動かすための神経や筋肉にダメージが加わると、目の動きが悪くなり、決まった方向に視線を移すことができなくなったり、物が二重に見えるようになったりします。さらに進行すると視神経が過度に圧迫されて、視力の著しい低下から失明に至ることもあります。
原因に応じた症状の特徴
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