症状
片側の前額部から上眼瞼に痛みを伴う紅斑(赤くなる)が出現し、時間が経つにつれて小水疱(水ぶくれ)となり、びらん(ただれること)を形成してかさぶたになります。下眼瞼に水泡ができる場合は上眼瞼はおかされません。これは上眼瞼と下眼瞼を支配している神経が異なるためです。
多くの場合、皮疹が出現する数日〜1週間前から局所の神経痛様の痛みや知覚異常を自覚します。皮疹の軽快とともに痛みは消失しますが、皮膚症状が治癒しても難治性の神経痛が持続する場合があります。
皮疹に伴って起こる眼合併症として、眼瞼結膜炎、角膜炎、虹彩毛様体炎、網膜炎などがあり、異物感、眼痛、結膜充血、視力低下といった症状が起こることがあります。
医師の方へ
「眼部帯状疱疹」を登録すると、新着の情報をお知らせします