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しんけいつう

神経痛

最終更新日
2018年07月02日
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2018/07/02
掲載しました。

概要

神経痛とは、末梢神経(まっしょうしんけい)が何らかの刺激を受けることで生じる痛みのことを指します。原因は多岐にわたりますが、ぴりぴり、じんじん、電気が走るような痛みを感じます。

神経痛は原因疾患がさまざまであるため、適切な治療を受けるためには、正しい診断を受けることがとても大切です。神経痛に正しく対処するためにも、専門の医療機関を受診して診療を受けることが重要であるといえます。

原因

神経痛は症状を表す言葉であり、実際には数多くの原因によって神経痛が引き起こされます。たとえば、以下が挙げられます。

  • 坐骨神経痛:坐骨神経は主に臀部から大腿後面、下腿・足の感覚・筋肉を支配し、腰部椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症、変性側弯症などの病気によって引き起こされる神経痛です。
  • 三叉神経痛:三叉神経は顔面の感覚を支配し、血管が神経に触れることが原因で顔面の一部に起こる神経痛です。

そのほかにも、体内に潜んでいる水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウイルスの再活性化を原因として、肋間神経(ろっかんしんけい)などに神経痛が生じることもあります。再活性化は、ステロイドの使用や疲れ、睡眠不足、ストレスなどをきっかけとして起こります。さらに、手根管症候群と呼ばれる病気と関連して神経痛が生じることもあります。

症状

坐骨神経痛、三叉神経痛、肋間神経痛など多くの神経痛がありますが、症状としては、ぴりぴりとした痛み、じんじんとした痛み、電気が走るような痛み、などさまざまな表現がなされます。

痛みが突発的に生じることもあれば、ある姿勢をとったときや歩行を続けることで痛みが増強したりするなど、神経痛発症の誘因が存在することもあります。また、痛みに付随して、しびれや感覚異常を自覚することもあります。

神経痛では、原因疾患に応じた特徴的な症状が随伴することもあります。たとえば、腰部椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などに関連した坐骨神経痛の場合、足の痛みが強くなり歩行に支障が生じることもあります。また、水痘帯状疱疹ウイルスに関連した神経痛の場合には、痛みの発症に前後して水ぶくれが生じることもあります。

検査・診断

神経痛を引き起こしている原因を調べるための検査が行われます。

腰部椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症などが疑われる際には、神経が圧迫を受けていると思われる部位を評価するためのMRI検査が行われます。血管圧迫による三叉神経痛が疑われる際には、頭部MRI検査が行われます。

そのほか、帯状疱疹ウイルスの再活性化が関与していると疑われる際には、血液検査によってウイルスの活性化を評価することもあります。

治療

痛みに対しての対症療法と原因疾患に対しての根治的な治療方法が行われます。対症療法としては、鎮痛薬の内服、神経ブロック(神経痛を起こしている場所に麻酔薬を注入します)などが取り入れられます。心理的な要因が痛みに関与している場合には、心理療法の導入も行われます。

根治的な治療方法として取り入れられるものは、原因疾患によってさまざまです。腰部椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症の場合には、理学療法や装具治療などの保存的療法が行われるほか、場合により手術介入も検討されます。血管圧迫による三叉神経痛の場合、血管による神経圧迫を解除するための手術療法やガンマナイフ治療などが検討されます。

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